Kanae's Book Journal Occasionally with Movies

読書感想文とときどき映画。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

<The 60th Book>変半身

本作著者の描く世界観は毎度、圧巻です。 物語として読みやすく面白いのに、裏に描かれているメッセージが深淵。 「変半身」(筑摩書房)著:村田 沙耶香 www.chikumashobo.co.jp 「変半身(かわりみ)」と「満潮」の二作品から成る短編集。 「変半身」は少…

<The 59th Book>ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生

著者は、女性サラリーマン。アラサーで同世代。 ツイッターでは追っていた笛美さん著書、ようやく読了しました。 「ぜんぶ運命だったんかい おじさん社会と女子の一生」(亜紀書房)著:笛美 www.akishobo.com 笛美さんは、おそらく30代半ばくらいの、大手広…